■　喬家大院①　2020.1.7
太源から平遥に向かう途中に喬家大院博物館に立ち寄った。 　喬家大院は、清の代、(１７５６年、清時代中期に建設開始)中国山西省の歴史ある建造物で 山西豪商の喬一族が作った邸宅。 山西商業の繁栄の凄さを裏付けるほどの豪華さを誇り、中国映画「紅夢」の撮影にも使われた。 　喬一族は明時代初期に、北方防衛のために常駐した明軍への物資輸送を受け持って巨富を得て、 その後塩業などの市場を独占、清時代には中国全土の金融業をリードする存在になった。 　 　日中戦争の最中、八路軍に武器供給などを行い、これが密告された為に日本軍の来襲を恐れ 1928年にこの地を捨てて北京や天津などに逃走し、戻ることは無かったらしい。
中国の観光地には、先ず日本の「門前町」の様な街区が設置されていて、切符売り場がある。 そして、目的地の入り口までは長いアプローチがある。
赤いコートの女子は、現地の私設ガイド。	通路には商人らしいブロンズ像が並んでいる
色々な取引場面の再現なのだろう	10分程歩いて入り口に到着。
時間の関係で、内部は入口の近くの第一院から第三院の要所のみ40分ほど見学。
入り口前の衝立状の門。	裏には「百の寿」の字が彫られている
入口
入口の右、第一院から見学
直ぐに又入口が。	彫刻とか豪華
神社の狛犬の様な守り獅子	中に入ると左右に部屋がある
来客接待用の部屋でアヘンなどを勧めていた。
更に中に進む	凝った造りですね
天井