■ 故宮(紫禁城) その2
 午門から入ると、城内を湾曲して流れる金水河に架かる金水橋(写真では石の欄干だけが見えます)を渡って
中に入ります。 正面に太和門が現れます。
 
 明代1480年の創建で、3度の火災に遭い、1888年(明治21)に焼け落ちた後、再建されたのが現在の門であるが、
当時すでに清の国力が衰亡期にあり、往時の規模になっていないそうです。
明代に文武官たちは、毎朝明け方に太和門に集まり皇帝を待ち、皇帝は大臣達の朝拝を受け、政務を処理した。
このことから「御門聴政」なる言葉が生まれたようです。

  この門の中が『外宮』になります。
  
 西に消熙和門(↑)、東に協和門(→)
 太和門の東側の昭徳門から『外宮』内に入ります。