■ 蘭州から張掖へ高速鉄道の車窓から 2018.12.30 
   
 成田から上海経由で蘭州に、日付が変わってから到着。
飛行機が遅れたせいもあり、殆ど寝る暇もなく観光が開始です。
右上が、高速鉄道の乗車券で、パスポート番号と実名が記入された切符です。
 まぁ、文化の違いとは言え日本ではありえない乗車券ではあります。
  駅に入るのに、荷物検査があります。   8時36分のウルムチ駅行きに乗車です。
 日本と違うのは、列車の発車に合わせて改札が行われます。
日本の新幹線が(仙台駅でも朝夕は多分5分おきぐらいで出発)短時間で多数出発しているのと違い
地方の在来線並みですからしようがないかも。
 「和階号」に乗車です。  
  元々の仕様は「東北新幹線」の列車仕様なので、2列と3列の座席配置です。

この路線は、2014年12月に開通した「蘭新線第二複線」で別名「シルクロード・エクスプレス」。
在来の列車も走る、東北で言う秋田新幹線や山形新幹線の様な物。
蘭州-ウルムチ 1800Kmを11時間20分で結んでいます。
 
 本来の最高速度は、時速250kmらしいのですが、雪の影響で首都圏の在来線並みのスピードではないか
と、思われるのんびりした速度で運行して定刻(3:30)を1時間ほど遅延(4:30)して張掖西駅到着です。
  外気温度は、マイナス10℃。  でかいモスクがありました。
 祁連山脈(きれん山脈=チベット高原から蘭州に至る)を縫いながら北西に進む。
尚、祁連とは「天山」を意味する。
赤い岩肌も見えて、目的地の「七彩丹霞」を彷彿とされる。
 やがて祁連山脈(きれん)の雪山が続くようになる。
   
    「ヤク」らしき姿も見える。
  雄大な山々を眺めて進む。  
   
  高度が下がったのか、雪が目立たなくなった。  
  放牧されているのだろう、馬が見える。  
   
  現地時間、午後1時丁度位、張掖西駅に到着。