■ 左京鼻と「はらほげ地蔵」  2019.4.30
   
  一支国博物館から移動し、八幡半島の突端の左京鼻に到着。(鼻=岬など先端)
  雨は降っていませんが、雲が多くて、期待していた「青い海」はお預けです。

「左京鼻」の名の由来は諸説あるようだが、江戸時代の初め雨が降らず陰陽師の後藤左京と
龍蔵寺五世日峰和尚が雨乞いの祈祷をするも雨は降らなかった。
ならばと後藤左京は祈祷しながらこの断崖から身を投げようとした時、大雨が降ったと言う。
この話よりこの岬を左京鼻と言うらしい。
 神話では、壱岐島は生神様で海の中で壱岐島をお産みになった際、流されないように8本の柱で
繋いだという。 そのひとつが今でも残っていて「折れ柱」と呼ばれているとの事。
   
  先端の方に「鳥居」が見えます。  
  左京鼻龍神  
   
  東屋と折れ柱  
  カタバミかな?   キケマン
  ◆はらほげ地蔵
  「はらほげ(穴)」と言うので、お腹に穴が空いていると訪れるまで思っていたが・・・
「胸」の所に小さな窪みだった。
  6地蔵は六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天)において衆生の苦患を救う
  胸の上部に穴があり、お賽銭が入っていた。   頭は、自然石だそうでセメントで継いだ跡が残る。
    「食堂はらほげ」で、うに丼のお昼です。