■ 安倍文殊院     /  奈良2010.9.18-20  @
 2010年9月18日−20日の日程で、久々に奈良観光です。
 同じ日、バスツアーで奈良を廻るコースがあり申し込んだものの人が集まらず催行中止になってしまいました。
そこで電車で訪ねる個人旅行に切り替え、ツアーで訪ねる予定地に興福寺+法隆寺をプラスして観光することに。
 9/18、7:20発のはやて100号で東京着。 9:20発、N700系新型電車・のぞみ217号で京都へ、11:49発みやこ路快速
で奈良に到着です。 明日乗車予定の奈良定期観光バス「C5 世界遺産・法隆寺・西の宮」コースを申し込みますが・・・
受付嬢、頭を傾げながら「一応やってみますね」。結構混んでいるようだ。
なんとか予約が成功した様なのでJR桜井駅に向かい、安倍文殊院とおふさ観音の『ぼけ封じの旅』開始です。
安倍文殊院本堂 釈迦堂
 安倍文殊院のご本尊「文殊菩薩」(鎌倉時代・快慶作、重要文化財)が800年ぶりに獅子から降りて修復です。
平成遷都1300年祭に合わせH22.11.31まで特別公開していました。『獅子から降りた文殊さま』です。
こちらは頭から来るぼけ封じ、身体から来るぼけ封じは「おふさ観音」で、2箇所5,000円也で申し込みです。
右上は、パンフレットの画像の一部を拝借しましたが、この文殊様の前でご祈祷を受けました。
 昭和60年建立の「仲麻呂堂(金閣浮御堂)」。当山出生の、安倍仲麻呂、安倍清明を御祭りしている。
安倍仲麻呂 歌碑 安倍清明堂の入口、合格門
 安倍仲麻呂は、ご存知の通り遣唐使として唐に渡り、唐で科挙に合格し唐朝諸官を歴任して高官に登ったが、日本
への帰国を果たせなかった人物です。
 日本を偲んで詠った「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」の歌碑が今年平成22年に建立さ
れました。
 合格門を潜って上に登ると陰陽師・安倍清明を祀る「清明堂」があります。その前に如意宝珠があり撫でると厄除け
方位除けのご利益が授かるとのことでナデナデしてきました。
 この地は、安倍清明が天文観測を行った場所だそうで「天文観測の地」の石碑がありました。
  
また、その横には「ウォーナー博士報恩供養塔」がありました。東洋芸術史家で、戦争時に奈良・京都などの古都の
空爆禁止を説得したそうで、その偉業に感謝した貧しき一市民が設置したものだそうです。
 境内にはコスモスの迷路、また、古墳もあります。
西古墳はこの安倍文殊院の創設者のものだそうですが中に入ることが出来ます。
 石仏堂  縁結びの白山堂