■ 京 都 御 所   秋の一般公開・平成十六年      その1へは こちら
御車寄(おくるまよせ)。公家達は乗り物に乗って宣秋門から入り、ここから参殿した。
新御車寄(しんみくるまよせ)。天皇陛下が自動車を使う
様になってから作られた車寄。呼び方が違う。
正殿・紫宸殿の南庭を取り囲む回廊があり、西面に有る
のが月華門(げっかもん)。反対側に日華門が有ります。
承明門(じょうめいもん)。回廊の南側、正門・建礼門の
内に有ります。三つの入り口が有りますが中央は天皇
陛下の通るところ。
春興殿(しゅんこうでん)。大正天皇の即位礼に建てられ
たもので、三種の神器を奉安し、ここで賢所大前の儀が
行われた。屋根は銅版葺きになっている。
御所の正殿・紫宸殿(ししんでん)。即位礼や節会等の厳儀を行う。即位礼は本来は「大極殿(だいごくでん)」で行うの
であるが1177年に焼失以来、再建されることはなくさまざまな場所で行われた後、1521年以来、紫宸殿で行われる様
になった。 現在のこの建物は、1855年に建造されたもの。
高御座(たかみくら)。 明治天皇・大正天皇・昭和天皇はここ京都で即位礼を行い、今上天皇陛下の即位礼は高御座
を東京に搬送して行われた。 この高御座の隣に「御帳台(みちょうだい)」があります。
清涼殿(せいりょうでん)。日常の御殿として使われた。 御池庭(おいけにわ)
小御所(こごしょ)。主に皇太子の元服式等に用いられた。 御学問所。学問のためや和歌御会などに用いられた。
御三間(おみま)。 御常御殿。