◆ 伊勢神宮 外宮  2012.7.14
 今から1500年前、雄略天皇は、夢の中で天照大御神のお教えにより豊受大御神を丹波の国から内宮にほど近い山田の原に
迎えました。

 豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭る豊受大神宮は、内宮(ないくう)に対して外宮(げくう)と言われます。
 豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。
このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。
 
 正宮
この鳥居の内部は写真撮影禁止です。
 皆が集まって手をかざしているのがパワースポット「三ツ石」。小さいしめ縄に囲まれた正式名称「川原大祓」。
ここには宮川の支流が流れていましたが、昔の大地震で地形が大きく 変わり、川がなくなったと言われています。
 パワースポットだけにお賽銭も上げられますので「集金」も必要でしょう。珍しい光景に出会いました。
右上は、同じくパワースポットと言われる亀石。小川に掛けられた巨石が亀の形をしています。
こちらは余り有名では無さそうで余り人は集まりません。
 亀石を渡って、別宮遥拝所の区域に入ります。
 進んで左手に、風の神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)を奉る風宮(かぜのみや)が
あります。
 右側には「土宮」が有ります。このお宮様は、外宮の創設より先にあった地元の氏神さまだ。
 ここから階段を登って先に進むと、多賀宮(たかのみや)。 豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)を祭ります。
檜尾山に南面して、外宮の第一別宮である多賀宮がご鎮座になっています。高い宮→多賀宮となったようです。
右上の写真は2010.2.13撮影。