■ 犬山 /愛知県 その1  古い町並み散策
   ◆その1 …この頁
   ◆その2 …旧・磯辺邸など
   
 愛知県犬山市は、犬山城の城下町で今でも町割が残っている。  ( Map )
明治24年の濃尾大震災で町屋の姿は変ってしまったがその前は美濃市の町屋の様に「うだつ」のある町並みであっ
た様です。再建に当ったのは旧犬山藩お抱えの御大工(おんだいく)達で、寺社・城建築の技術を活かし頑丈な町屋
を造り上げていった。京風の格子戸の家並みが連なったと言われている。
 何処の都市もそうですが、昭和40年ごろの「近代化」の名の下に洋風に改造することが流行し、その面影は減少し
た。本町と新町は、拡幅工事も計画されたが中止し、「伝統的建造物群保存地区」を目指して整備されている。
 城には猿田彦神社、三光稲荷神社の脇から登る。
 犬山城は1537年に織田信長の叔父に当る小田与次郎信康によって建てられた。
日本では数少ない国宝の城で有る。  別名:白帝城
 天守閣に登ると眼下に木曽川が見え、怖い。ライン大橋の下では大きく波打って木曽川が流れていた。
 中央に本町通りが見えます。  本町の城近くにある藩校・敬道館跡碑。
 犬山城前広場から真っ直ぐに本町通りが通り、観光施設や見所が集中している。
からくり展示館、犬山市文化資料館などを巡り、最初の角を東に曲がり新町に入ると犬山藩の勘定方を務めていた
宮田家の武家屋敷が有ります。
 新町から南下し練屋町に入ると『忍冬酒(にんとうしゅ、漢字は略字です。リキュール)』の小島醸造さん。
 練屋町から更に東の寺町通りを見た後、再度、本町通に戻ってきました。ベンガラの出格子の遠藤家。