■ 郷原宿(ごうばら) [北国西往還・長野県塩尻市]
 郷原宿は、中山道洗馬宿から分かれ善光寺に向かう一つ目の宿場。ここは、街道が開かれてから近在の集落から家々が移り開かれた
場所で他の宿場と違い、建物と街道の間に空間がありここに樹木が植栽され、又建物と建物の間が広い為街道に対して横に広い本棟造り
の建物になっている。 屋根には『雀踊り( 別名:雀脅し)』と言うこの地方独特の飾りがついている。   MAP
 
 この日は、最終的に奈良井宿を見て仙台に戻る事とし途中塩尻市内の宿場を見ることにしました。
塩尻駅前の観光案内所で宿場を見て回りたいと説明を受けたが、郷原宿は昔はそれなりの建物があったが今では近代的な建物に建て替
えられ”個人的には見所が無い”との事でした。
塩尻駅のコインロッカーに荷物を預け、先ずJRで村井駅に行き村井宿を見学後、JR広丘駅に戻りここからはタクシーで郷原宿と塩原宿を
見て回りました。タクシーの運転手さんも、塩尻市はワインに力を入れているがこれら昔の街道筋の建物保存には余り力を入れていないと
のことでした。
 庫裡が本棟造りの郷福寺。雀踊りが乗っています。
 旧・下問屋の建物
 旧・本陣『山城屋』