■金沢 ひがし茶屋街 「志摩」…国重要文化財
 金沢ひがし茶屋街、二度目の訪問になりました。
前回は町並み探訪(主計町まで足を伸ばし)でタイムアウトになりましたので今回は建物内部の探訪です。
1820年に建てられたお茶屋で江戸時代の造りをそのままに残しています。
『電気とトイレは新しいですが、畳も表替えはしていますが畳床は昔のままです』との説明が有りました。
 その当時は、二階建てが禁じられていましたがお茶屋だけは許されていたとの事で、一階より客間である二階部分が高い造りになっています。
 お客が床の間を背にして座るとその正面が控えの間となっていて、そこが演舞の場所。襖を開くと同時にあでやかな舞いや三弦などの遊芸が
披露されたそうです。  ↑前座敷
 中間に廊下代わりの部屋が有り次の座敷「ひろま」へと続きます。
 ここの遊びは、琴、三弦、舞、歌謡、茶の湯、更には和歌、俳諧に及びお客も芸妓も高い教養と技能が求められたとのことです。
ここ『ひがし茶屋街』は武士は出入り禁止で商店の旦那衆等の遊び場だったそうです。
 坪庭  一階の女将さんがいた部屋。
 こうして金沢一の情緒ある町並みを後にしました。

 「志摩」のお隣のお店のメニュー(手ブレしてます)。そこそこのお値段で食事が楽しめそうです。
私はと言えば…
芸者さん上げて遊ぶだけの度胸も才能も、まして『お足』も有りません。なにせ、『北陸名所めぐり・一泊二日、ぽっきり1万円』のツアー参加。
宿泊したホテルの近くの別のホテルで『かにさん食べ放題、3500円』のオプション申し込みです。  満足満足。