■ 高岡市吉久地区  古い町並み散策
 富山県高岡市の吉久地区は、富山湾に流入する荘川と小矢部川に挟まれ、中瀬の様な形になっている。  Map
 
 ここは、その海運の地利を活かし、幕末から昭和初期にかけて建設された町並で、米商により繁栄したところ。
往時の面影を残した建物群がある町並みで、万葉線の停留所・新吉久と吉久の間、一本東側に入った所にある。
 万葉線の電車通りからの光景は所謂工業地帯で、新吉久停留所と吉久停留所の間に電車通りから「く」の字に
曲がる様に東側に入るとこんな町並が現れる。
 二階部分は低く袖壁を持ち、出桁に一階部分の屋根(庇)を出していて、大半は板張りである。
雪国の性でしょう屋根が前面に張り出していて、建物は道路より一段高く建築されている。
  
 出格子は、こちらのお宅の様に細くて繊細な感じを受けるものが多いが、荒めのものも見られた。