■ 江戸情緒 東京・浅草酉の市(とりのいち)  一の酉2007.11.11
◆ 酉の市 その1 …この頁
◆ 酉の市 その2 酉の市と浅草寺
 江戸時代から続く浅草・長国寺と隣りの鷲(おおとり)神社境内で開催される『酉の市(とりのいち)』 Map
新しい年を迎える行事です。
  
毎年11月の酉の日に開催されます。平成19年は、一の酉が11月11日(日)と23(金・祝日)と日取りが良いようです。
11日に行って見ました。生憎小雨の天気でしたが、流石に来年一年の福を呼び込む縁起物を求めて大勢の人々
が朝から来ていました。(午前0時から24時まで開かれているようです) 
 東京メトロ浅草駅から国際通りに入り凡そ20分程で長国寺・鷲神社に到着です。入口では御祓いをして頂けます。
 境内には所狭しと『熊手』が並んでいます。
 値段表示が有りませんので分りませんが、1-5万円ぐらいが売れ筋のようで、毎年段々大きくして行くのだそうです。
例えば、予算が1万円だとしてお店の人に言うと思ったより少し小さめのものが出されるようです。
そこから値段交渉してまけて貰います。支払いは、まけて貰った分も『ご祝儀』として上乗せして支払うのが江戸っ子
の粋の良さ、お客はご祝儀を出して一寸した『お大尽』気分を味わい熊手屋さんはご祝儀を頂いてより儲かった気分
を味わったのが昔からのやり方。でも、現在では『ご祝儀込みで○○円』となるらしいです。
   
 商談成立すると『○○さんの商売繁盛を祈念して ヨォー』と三拍子で締めます。
購入した熊手は高々と前に出して帰宅する(福を呼び込みながら?)のだそうです。
提灯が賑やかに飾られていますが右手が鷲神社(おおとりじんじゃ)。
 なんとも華やかです。