■ 皇居 新年一般参賀(平成25年1月2日) その2
 陛下がお立ちになる長和殿正面には先に来た人たちで一杯でしたので、撮影の関係上太陽を背にするよう東側の前の方
に位置取りしました。この時点で9時45分過ぎです。
 第一回目のお出ましは10時10分です。
お出ましになると後方の数人が『天皇陛下万歳』と掛け声を掛けますので一般の人は万歳したり国旗を振ったりして
お迎えします。
 お出ましになったのは天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下、常陸宮同妃両殿下、三笠宮同妃両殿下、
そして高円宮妃久子殿下と長女の承子さま、次女の典子さま、三女の絢子さまの14方がベランダに立たれました。
 当日は興奮気味でしたので、天皇陛下のお言葉もおぼろげでしたが新聞記事によりますと次のようにお話になりました。
  
 「晴天に恵まれみなさんとともに新しい年を祝うことをまことに、うれしく思います。おととしの東日本大震災に当たっては、
多くの人々が被災地に赴き、被災者のために力を尽くされ、心強いことでした。これからもみなで被災地に心を寄せて過ごして
いきたいと思います。本年が国民ひとりびとりにとり、少しでも良い年となるよう願っています。年頭に当たり、世界の平安と
人々の幸せを祈ります」
 
 大震災に常にお気遣いを頂く陛下のお気持ちを表していて感動いたします。
 
 被災地のご訪問等、余りご無理をなさらないでと思いながら拝見しておりました。
また、ご自身の心臓の手術の日程を震災殉職者の慰霊祭に出席できるようにお決めになったりとしておられました。
 そこで、今回是非一般参賀に参加してみたいと思った次第です。
  
  お出ましになっていらっしゃるのは凡そ5分ほどです。
後方に並んでしまい、近くでご覧になりたい方は退場せずに(入れ替え制ではない)前に進み次回のお出ましを待つことに
なります。
 宮内庁庁舎を経て、私は桔梗門から外に出る事としました。
 富士見櫓
 桔梗門
 万一に備えゴムボートで警備しているようです。
 巽櫓(たつみやぐら)。
晴天に恵まれた人生初の新年一般参賀に参加でした。