■ 成田山新勝寺-1 千葉県
 平成20年建立の総門  総門から仁王門までの参道
 成田山新勝寺は平安時代中期に起きた平将門の乱の際、朱雀天皇が平定のため、939年、寛朝大僧正を東国へ
遣わしたことに起源を持つ。東国鎮護の寺となったが、その後、新勝寺は戦国期の混乱の中で荒廃し、江戸時代まで
は寂れ寺となっていた。
 歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗り、不動明王が登場する芝居を打ったこと
などがあって、成田不動は庶民の信仰を集め、成田参詣が盛んとなる。初詣は、明治神宮に次ぐ全国2番目。
 1831年建立【重文】仁王門。境内入り口にあって伽藍の守護の役割りを負っています。
 仁王門を潜ると、狛犬などが配置された独特の空間がありました。
 狛犬。立派です。
 大本堂。昭和43年(1968)建立。御護摩祈祷を行う中心道場で、堂内には不動明王を中心にして四大明王などが
配置されています。
 市川海老蔵・麻央夫妻の奉納絵馬  三重塔
 【重文】三重塔は、1712年建立。高さ25m、塔内には五智如来が奉安されているとか。