■ ヒマラヤの青いケシ、クリンソウ等 上三依水生植物園 2019.6.2 
 
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◆ヒマラヤの青いケシ ①
 「青いケシ」を見るツアーがあり参加しました。
 
もう10年以上前、宮城蔵王の麓で英国風庭園を公開されていた方が「青いケシ」を植栽されていて
見に行ったことが有りましたが、今はネットで検索しても出ませんので閉鎖されたのだろうと思います。
 
 近年では、2017年8月に白馬五竜高山植物園で青いケシを見ましたが、時期的に遅かったようで
「少し残っています」と言った状態でした。
 
 今回は、見頃の6月初旬に訪問するということで楽しみにしていました。

 ヒマラヤの青いケシは暑さに弱く、この植物園も標高691.7mの高地であるものの夏には枯れてしまい
毎年、種から育て直しているそうです。
  
 そんなことから「幻の青いケシ」と呼ばれるのですね。
  
  入り口近くの青いケシ
  長野県日光市・上三依水生植物園では園内の三箇所で青いケシを見ることが出来ます。
①入口の傍、館内案内図の脇、②乾生草原の脇、③出口近くの乾生高木林の脇の三箇所です。

 入り口近くのヒマラヤの青いケシは、標本展示の目的でしょうか2段になっていて、二種を植えてます。
  上の段に有るのは「メコノプシス・ベトニキフォリア」と言う代表的な品種。
本来は多年草なのですが、殆ど枯れることが多いようです。
  以下、写真の羅列です。  
   
 下の段には、「メコノプシス・シェルドニー」と言う品種。

青の花が咲くことが多い品種の様です。
 この辺の花が「青味」が強いようです。