■ 霞ヶ城公園(かすみがじょう:二本松城) 福島県二本松市 その1      その2へ
 二本松市民が「お城山」と呼ぶ二本松城址・霞ヶ城公園を2006.4.23 訪ねました。
春は桜、秋には東北地方で超有名な『二本松の菊人形』で観光客の目を楽しまさせてくれます。 桜探訪で訪問したのですが、お城の紹介の
ウェイトが高いので当HPカテゴリーでは「東北の観光」に区分しておきます。
 この城は、室町時代に畠山氏が始築し、伊達政宗(仙台藩主)の支配を経て会津領となり、石垣を積んだ現在の城に模様替えして、1643年に
『二本松藩』誕生に伴い丹羽氏の居城になりました。
  
 写真は、駐車場から見た石垣と箕輪門(みのわもん)。
 城内からの箕輪門
 『二本松少年隊群像』
福島県は、戊辰戦争 [明治初年の日本の近代化推進派と旧体制擁護派の内戦]の激戦地で、局地戦として『会津戦争』と区分されるほど
です。  ここ二本松市では『二本松少年隊』が、落城後は会津若松市で『会津白虎隊』が若い命を散らす悲劇が起きました。
 さて、箕輪門から城内に入ります。
 桜の見頃時期となり皆さんが思い思いに楽しんでいました
 写真左上は、藩士自刃の地碑。
 写真右上は『日本三井』(他にも千葉県印南市の月影の井戸、神奈川県鎌倉市の星影の井戸)の一つ『日陰の井戸』。
石組みで深さ14m、底から北方に12m余り横堀されていると言う。 山の上の井戸なので不思議な気もします。
 本丸直下大石垣
最も古い石垣の一つで高さ13m余り。
 いよいよ、本丸跡へ。