■喜多方ラーメンと蔵の町 福島県喜多方市   その1    その2へ
  
 ラーメンと蔵のまち、喜多方。ラーメン店は150、蔵はその数2,600と言う。
飯豊山などに囲まれた盆地に位置し、雪解け水が地下水として湧き出ることから昔から酒造業が発達した事や火事に強い「土蔵」を造ったこと
から人口の割りに蔵が多くかつ店蔵なども良く保存されてきました。
蔵を見学に来た人が食べたラーメンが美味しく、これが評判になり今では「ラーメンを食べる為に」喜多方を訪れる人が多くなっています。
 蔵が集中しているのは、JR喜多方駅前の通りから一本東側の商店街が立ち並ぶ中央通り(ふれあい通り)の国道459号線寄りです。MAP
残念ながらアーケードが有りますので、反対側から見ないと建物の全体が見れません。
 幾つかの蔵は一般公開されています。その一つ『甲斐本家蔵座敷』です。MAP
『甲斐本家蔵座敷』は店蔵の裏手です。 座敷を蔵造りとしたものです。幕末に酒造業を、その後麹製造、製糸工場、味噌醤油の醸造業として
栄えた当家が大正時代に贅を尽くして造り上げたもので、黒漆喰が重厚な風格を表わしています。
その内部 庭園
 左は隣接の応接室、現在喫茶室として活用しています。 右は、ケヤキの大木を使って造り上げた螺旋上の階段(ねじったのでは無く、
この形に沿って削ったもの)も見事なものです。