■ 会津若松市 その4    古い町並み散策
 ◆飯盛山 近辺  さざえ堂
 飯盛山は、戊辰戦争に出陣した16-17歳の少年で
編成された「白虎隊」が自刃した場所で、墓がありま
す。
 
 敗走してここまで来た時、町内に上がった火の手を
鶴ヶ城が落城、炎上したと勘違いした面々が、もはや
これまでと自刃した。
 
 そんな悲しい歴史のある場所で、また、近くの滝沢
本陣にも生々しい傷跡を残しています。
  ◆さざえ堂
  飯盛山に国重要文化財の「さざえ堂」が有ります。1796年建立のお堂で六角三層で上り下り通路が別々の
=一方通行の通路の建物。
 上り詰めると太鼓橋のような通路にぶつかり、その後下りになる。上りの人と下りの人は出会うことが無い様に
工夫された不思議な建物です。
 ◆白虎隊の墓
  白虎隊の墓と、自刃の地(ここから50mほど入ったところ)
  白虎隊の精神に感動したローマ市から昭和三年に贈呈された「ローマ市碑」も有ります。
円柱はポンペイから発掘されたものを使っているとのことです。
 ◆滝沢本陣
  江戸時代に会津藩主が江戸表への参勤交代などの時に休憩所として利用したもの。
戊辰戦争の時には大本営となり、土方歳蔵率いる新撰組が護衛に当った。
 内部。御次之間と御座之間。
  柱や障子戸には、戊辰戦争の時の弾痕の跡が残っていました。
   長方形の囲炉裏
 土間付近の景観