■ 大湯環状列石-①    秋田県鹿角市  2013.10.14
  今から約4,000年前の縄文後期に造営された大湯環状列石。
使われている石は6km程離れた安久谷川から青緑の石にこだわって運ばれてきたもの。
 史跡からは様々なまつりや祈りに関わる遺構と遺物が、そして周辺から建物跡や貯蔵穴が見つかっているそうです。
 
15年ほど前に十和田湖観光の途中で観光バスが立ち寄ってくれた場所でした。
あの当時持っていたデジカメは画素数100万画素のもので記憶メディアも高価、今の様にバシバシ撮影する環境で無く
フィルム写真の様に「記念撮影」する程度でした。
 
 もう一度行って見たいと思っていたのですが、JR東日本の三連休パスを使って北海道江差町を観光した帰り道に
盛岡から高速バスで(花輪線が丁度の連絡なく)鹿角花輪駅まで移動し、タクシーを使って往復しました。
 
  大湯環状列石遺跡は、道路を挟んで東側が「野中堂環状列石」と、西側の万座環状列石で構成されています。
右上の写真の矢印あたりでタクシーを下車し、最初野中堂環状列石から見物です。
  15年前とは違い、だいぶ整備されています。
  野中堂環状列石の全体像。 中央のサークルから少し離れた北東の位置に「日時計状の列石」があります。
  一段上の写真の両端が切れていますので、改めて載せておきます。
  日時計状列石   センターの列石