■ 増田 (秋田県横手市)-1  / 古い町並み散策
 秋田県・旧増田町(現、横手市増田)は秋田県有数の蔵の町です。   Yahoo Map
増田町中心部は「くらしっくロード」と称し蔵をキーワードととしたまちづくりを展開しています。秋田県内の他の町に
比べると町並みは良く残っており、昔ながらの切妻の町屋が点在しています。
 蔵の多くは邸宅内部にある内蔵です。平たく言うと「お家の中に蔵があります」。内部の文庫蔵は現在でも住居と
して活用されていたりします。当時の増田町では多くの家で造られたそうです。
梁や柱が漆塗りになっていて、床の間や囲炉裏なども贅を尽くした造りになっています。
常時一般公開しているのは2箇所で、そのうちの一つ「漆蔵資料館」は次ページでご案内します。
 
 秋田県横手市・駅前からバスでの移動になります。
 日の丸酒造
増田町は湧水が豊富な土地柄で当時は5件の酒造が軒を連ねていましたが、次第に姿を消していきました。
日の丸酒造の建物は、切妻、妻入りで、正面1階部分が下屋になっていて前面に突き出た形になっています。
下屋部分は土間になっていて、向かって右側が通り土間で奥まで続いています。
 明治後期に建築された米倉を改装しふとん店として
活用している蔵。
 左上は佐藤又六家。右上は観光案内所のある元酒蔵「勇駒」。
佐藤又六家は増田町の豪商の1つで、増田銀行設立発起人や真人公園に桜を寄贈したりした名家です。
母屋は明治初期に建てられた木造2階立ての建物で内部に文庫蔵を擁して、間口5間奥行き55間もある町屋建築
です。外観は切妻妻入りで妻側は構造材が表しになっています。3本の太い梁材が外壁を付き抜け、組物で上下を
押さえています。これらは構造体ではなく、あくまで意匠的なものと考えられ豪商の住宅としての特徴を現しています。
  
 元酒蔵「勇駒」の内蔵も常時公開されているらしいですが後で知ったので見ていません。
 朝市が賑やかそうです。