■ 角館 田町武家屋敷
 角館の『武家屋敷』と言うと、↑上の案内図右端の『武家屋敷→』と書かれた表町上丁、表町下丁、東勝楽丁が有名です。
今回、秋田竿燈ツアーで角館に寄りましたので駅前通りから南(左側)の田町武家屋敷通りを歩いてみました。  Map

 現在の役場前には、『火防け』と呼ばれる緩衝地帯が設けられています。これはまた、表町・東勝楽丁の武家屋敷と町人町との境目にも
なります。ここから北側に進み、先ずは公開されている『西宮家』を目指しました。
 ここ田町武家屋敷に居住したのは、秋田佐竹家の直臣の武士一団でした。
そんな武士団の生え抜きのエリートがこの西宮家のようです。明治以降は大地主となり、建物の多くは明治の終わりから大正にかけて建てられ
たとのことです。  現在は第三セクターとして運営されています。
 ↑ 正門。 →母屋。
母屋を横から 前蔵
がっこ蔵(漬物などの蔵) 米蔵
文庫蔵(資料館になっています)
 観光バス用の駐車場は表町・東勝楽丁の武家屋敷側に整備されていますので、この日もここ田町の武家屋敷を見学している観光客は
まばらです。  とても静かで趣が有ります。
 公開されているのは前述の西宮家だけで、通りも短く、主に東側に黒塀が続きます。
 そんな田町武家屋敷通りの景観を楽しみながらここを後にしました。   (2006.8.5撮影)