浦戸     
   ■ 浦戸諸島 2007
  ◆タンポポの在来種と外来種の違い 
   浦戸諸島には、タンポポの「日本種(=在来種)」が生息しています。
 
    花を包む「総苞」根元(=外片)が開かないのが在来種、根元が開くのが外来種です。
 
     
   ◆浦戸諸島の景観 
 
   塩釜市のマリンゲートから出発です。  
   浦戸諸島(うらとしょとう)は、宮城県塩竈市の松島湾内にあり、
桂島(かつらしま)、野々島(ののしま)、石浜(いしはま)、寒風沢島(さぶさわじま)、朴島(ほおじま)の4島5地区になります。
 
   丸文松島汽船さんの船で島巡りです。  最初は、桂島。
 
   港から裏側に向かいます。  裏側(=太平洋側に向いている)は津波被害が大きかった。
 
   綺麗な水仙  椿が咲く山道を進みます
 
   多品種との交配が無い様、島内には菜の花畑があります。  「仙台白菜」の採種用として栽培されている。
 
     次は、野々島に渡りました。
 
   椿が咲く狭い尾根道を進みます。  
 
   丁度桜が綺麗に咲いていました。  
 
     
 
   斜面には、オオイヌノフグリ  
 
     野々島から寒風沢島へ渡ります。
 
   外川屋さんで昼食です。  刺身やてんぷら等、美味しく頂きました。
 
   仙台藩の様式帆船「開成丸」の碑とその内容を説明してもらいました。
 
   東北で初めて西洋型軍艦を建造した碑文とのこと。 江戸への数次の航海で「米」とか「塩」とかを運搬した様だ。
 
   日和山展望台へ登りました。  
 
   「しばり地蔵」。寒風沢港が栄えていたころ、島には遊郭があり、遊女たちが男たちの船出を止めようとして
お地蔵様を荒縄で縛って逆風祈願をしたという伝えが残っているようだ。 
 
   十二支方位石
 作者、年代とも不明であるが、古くからこの地蔵の顔に紅・白粉を
塗って祈願すると美しい子宝が授めるといわれており
今日なお、何時も化粧が絶えない。…との説明書き。
 
   牡蛎の養殖棚  船長が見本で説明してくれました。
 
   朴島到着  菜の花畑に向かいます。
 
   手入れの行き届いた菜の花畑。背後はタブノキ。  
 
   こちらは、塩釜市営の連絡船  松島湾内の名物、「仁王島」。煙草を横に加えている様に見える。