■ 南材木町-穀町-南鍛冶町-荒町 その1 /仙台市・奥州街道
 奥州街道を北上し広瀬川を渡って、仙台の城下に入るとそこは河原町。上の案内図の茶色に表示されているのが
奥州街道で、案内図の外、下側になります。
 仙台空襲を逃れた町並み南材木町から穀町を経て左折、南鍛治町から荒町までを散策しました。
  
仙台市地下鉄(黄色の線で表示)河原町駅で下車し、ほんの少し東に入ると南材木町です。
 旧奥州街道は、長町一丁目あたりで国道4号線から別れ、広瀬川にかかる広瀬橋を渡って地下鉄が走っている道
に入ります。更に地下鉄河原町駅付近で真北に進み南材木町に入ります。
 南材木町の南端に蔵造りが2棟有ります。最南端のジーンズショップは、元は大きな菓子屋から自転車屋を経た
津国家さんの建物。
 隣は「丸木商店」さんの店蔵。南材木町で一番古い(1781年)建立で「仙台市景観重要建造物等指定建物」。
 南材木町の通り。ところどころに今の仙台では貴重な土蔵が残っています。
右上は元・味噌の醸造業だった蔵を活かした小林薬局さん。
 「針惣」さんの土蔵。裏の木造の建物は昭和初期に建てられた物で、昭和23年から62年まで旅館を営んでいた。
 南材木町にある「平野材木店」は創業明治初期、建物は昭和初期のものだという。
南材木町から穀町へと入るのに境目は鉤型の道路となっています。