■ 名取熊野三山 ①熊野神社  2019.5.19
   
 昔、名取郡に一老巫女がいて、深く紀州熊野の三神を信じていたが、老いて長旅が出来なくなったため、
この地に、創建したとの伝えがあります。 (TOP頁に記載)
   
  鳥居   神橋
  名取熊野神社   現地のガイドさんのご案内がありました。
  源頼朝が腰掛たと言う岩  神楽殿
 普段は参拝不可能な奥の院に、ガイドさんのご案内で入りました。
  奥の院左隣の建物は、老女の宮  奥の院3棟の内、左端は十二社権現社
  熊野神社本殿(奥の院)は、拝殿(はいでん)の北側に南面して建っている3棟の建物で、
中央に証誠殿(しょうじょうでん)、向かって右側(東側)に那智飛龍権現社(なちひりゅうごんげんしゃ)、
左側(西側)に十二社権現社(じゅうにしゃごんげんしゃ)があります。
 いずれも素木(しらき)造りの建物で、屋根は「こけら葺」です。証誠殿と那智飛龍権現社は
一間四方の社で、熊野造りと呼ばれる熊野信仰関係の神社に見られる様式で造られた
県内唯一の建造物です。また、十二社権現社は桁行(けたゆき)三間・梁行(はりゆき)一間の規模を有し、
流(ながれ)造と呼ばれる建築様式で建てられています。
  中央は証誠殿、右は那智飛龍権現社   拝殿の後ろ側
  拝殿の後ろ側   拝殿