■ 「かわまちてらす閖上(ゆりあげ)  名取熊野三山詣で① 2019.5.19
   
  名取市の「名取熊野三山詣で」の前にお昼になったので、先月OPENしたばかりの「かわまちてらす閖上(ゆりあげ)に
立ち寄りました。
 2011年3月11日の東日本大震災の甚大な津波被害を受けた閖上地区の震災復興施設で
5M嵩上げされた閖上地区の名取川の堤防の上に建設された堤防の上の商店街です。
 写真左は名取川   広い堤防の上に建設された商業施設
  飲食店は、海産物のお店もありますがお昼は軽くすましている自分、ラーメン店に並んで待ちます。
    お店のメイン・「チャーシューそば」を頂きました。
 川上にある名取大橋   川下は太平洋です
 食事後、堤防沿いに河口に向けて散策   対岸の仙台市若林区藤塚地区の「避難の丘」が
見えました。
  この時点では何なのかわからなかったので、河口に進んで確認することにしました。

仙台市が4か所整備した「避難の丘」(標高10m-15m、想定避難人70-1010名)のうちの一つで
2016年9月に完成した藤塚地区の「避難の丘」。標高15m、想定避難人数70名。

そもそもは、ひとつ北側の「井土地区」にあった展望台に避難した5名が津波被害から助かった事が
「避難の丘」構想になったようです。


海岸線には「貞山運河」(総延長49km)があります。

貞山運河(ていざんうんが)は、宮城県の仙台湾に沿って海岸線内側にある運河で
岩沼市の阿武隈川と石巻市の旧北上川を結ぶ。
江戸時代から明治時代にかけて作られた5つの堀(運河)が連結して一続きになったもので、
最初に造営を命じた伊達政宗の法号にちなんで名付けられたもの。
  仙台市若林区藤塚地区  
  堤防沿いに歩いて出会った鳥達。
ウミネコ
  シャクシギ
  イソシギ   カワウ
  貞山運河の名取市側の水門  
  嵩上げされた閖上地区。奥は復興住宅。  
  「かわまちてらす閖上」前の住宅地