東北六県の民家…(1)『津軽の家』 旧奈良家住宅(青森県)        次へ
【様式:内馬屋直屋】
直屋(すごや)とは、民家の中で、一般的な長方形の住宅を呼ぶ。
 豪雪地帯であることから屋根が急勾配で、出入りの便の為土間正面の入口前方に大型の庇(ひさし)を設け、
「しらし」と呼ばれる出庇となっています。
写真左:ミニ金魚ねぶたの飾り
何故、金魚なの?
藩政時代、地場産品として金魚の育成を推奨したが一般の人は見る機会は無かった。そんなところから「金魚ねぶた」が出て来たという。
  

写真右:奉納木馬(青森市淡島神社にあったものの復元)
「山の神は女性で、女の人のお産を楽にしてくれます。出産が近づいたら、夫は馬を連れて山に入りなさい。この馬が立ち止まったり、いなない
たら、山の神様が馬に乗ってくださったので、夫はそこで安産のお祈りをしなさい」こんな言い伝えが有った為、淡島神社にこんな木馬を奉納し、
早く神様に来てもらい無事に子供が生まれるよう祈ったそうです。

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