■ 三陸鉄道・リアス線 釜石駅から陸中山田駅 乗車 2011.10.16 
   
 JR釜石駅。 釜石線全線開業70周年になるようです。  駅舎の壁面に描かれているのは「SL銀河」
 
 JR釜石線(かまいしせん)は、岩手県花巻市の花巻駅と釜石市の釜石駅を結ぶJR東日本の鉄道路線で、
愛称は「銀河ドリームライン釜石線」。
『銀河鉄道の夜』などの文学作品で知られる宮沢賢治は、沿線の花巻市出身で、それにちなんで
路線愛称や観光列車の運行に使われている。
    今回は利用していないが、「SL銀河」が運行されている。
 JR釜石線の列車     釜石駅前の観光施設
  ラグビーで有名な、釜石製鉄    JR釜石駅の隣にある三陸鉄道の釜石駅
 三陸鉄道の車両
  同社の「お座席列車・さんりくはまかぜ」。
クウェートからの東日本大震災の支援で造られたようです。
  
 JRの宮古駅〜釜石駅間が2019年3月23日に三陸鉄道へ移管されて北リアス線・南リアス線と一体となり、リアス線として再開されたが
以前の北部の久慈駅〜宮古駅の旧北リアス線を舞台としてNHK朝ドラ「海女ちゃん」(2012年上期)放映によりこのデザインの列車を
テレビで見たことがある人も多いだろう。
 
 ちなみに、三陸鉄道は2011年3月11日、東日本大震災で甚大な被害を受け、3年をかけて復旧した。
しかし、2019年に上段記載の通り全線開通したにもかかわらず、2019年の令和元年東日本台風(台風19号)の被害を受けた。
翌2020年4月に再度復旧にこぎ着けた。
 
 今回のツアーは、その一部路線(旧JR山田線・釜石駅〜陸中山田駅)を乗車した。
 
 上段右の写真は、車内の自販機で収益確保の努力が見られる。
本の気持ちだけですが缶コーヒーを購入しました。
   
  三陸鉄道の車両内で「三陸の笑顔」をテーマとする写真を印刷した布製ポスターの展示があった。
東日本大震災後に支援を続けるブラザー工業が企画。車両の中づりに地元住民の笑顔があふれ、沿線に活気を呼んでいる。
 
 ツアーでは「地域共通クーポン」が貰えたので、釜石駅前で地酒を購入した。
 
  先頭車両には広葉樹を材料としたつり革があった。 
右側には「鮭の頭」をデザインしたもの、写真は無いが左はラグビーボール。
 サケが遡上する川には津波除けの水門がある。   車窓からは、未だに津波の爪痕が見える。
    工事中の水門関連設備
  宮城県でも問題になっているが、「海が見えない」防波堤工事。

 命と景観、どっちが大切なのか?
問われれば答えはおのずから出るが、何とも殺風景な「海」。
  ずっと水門工事が目に入ってくる。  
   
 「吉里吉里駅」

若い人には分からないかもしれないが、日本国中に「吉里吉里国」を真似た独立国が流行った。
  今から50年前にNHKで5年間放映された人形劇「ひょこりひょうたん島」。
その島のモデルと言われるのが何か所かあるが、岩手県上閉伊郡大槌町。
大槌湾の蓬莱島の最寄り駅は三陸鉄道・大槌駅だがそれらしきものは撮影出来なかったので、PhotoACさんからDLした。
  我々は陸中山田駅で下車し、バスで龍泉洞へと向かった。 駅裏で待つバスに乗ったが表側は上のようだ。
  我々が乗車した列車の全景。