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 ◆ 金環日食2012 …仙台での部分日食
 2012年5月21日、日本の広い範囲で金環日食が観測できる天体ショーが有りました。
国内では25年ぶり、本州では129年ぶりと言う珍しい上に、日本の人口の3分の2の人々が見られると言う
広範囲に及ぶものでした。日本最大の天体ショートも言えるものでした。
 
残念ながら仙台では金環日食にはならず部分日食となりますが、その食は92.9%と言うもの。
 最初、雲が張り出してスタートする6時28分の時は雲の中でした。
やっと顔を出したのが、6時30分ごろ。 食は進んでいました。
 
 黒点も写っていたので、強調するために明るく色補正しています。
 
 6時40分ごろ  6時50分ごろ
 7時07分ごろ
 7時22分ごろ  7時32分ごろ
 7時37分ごろ  7時38分ごろ
 仙台の最大の食でしょう。写真は 7時42分ごろ (食の最大は、7時40分)
 
 この頃になると、影は出来ているものの物凄く濃いサングラスで見るように全体に薄暗くなりました。
気のせいか、気温も一時的に下がっているようで(或いは単に日の光が蔭った性)す。
 
 その後、食は向きを変えます。 7時44分ごろ  7時46分ごろ
 7時50分ごろ  7時56分ごろ
 8時01分ごろ
 まだ、仕事をしているので勤務先に向かう都合上、ここまでの撮影が限度でした。

◆撮影メモ
 ◇肉眼での観測
    必ず、規格を満たした「日食眼鏡」を使用する。 私が子供の頃やった「ガラスにロウソクのススを着けた」
   ものなどで見ると失明の恐れがある。
 ◇カメラでの撮影…デジ一眼の場合
    @減光フィルターを装着する。 ⇒ 私は、MARUMI製 DHG ND-100000 (凄い数字)を使用。
      注意: このフィルターで直接太陽を見ないこと。失明の恐れがある。
    A出来れば、ファインダー越しに見ない。 背面液晶でライブビュー出来ると良い。
      私は、Olympus E330を使用。液晶が動くので太陽の位置が高くなっても撮影し易い。
    B当然、三脚の使用
    C絞りとシャッタースピード… 「フィルターのガイド」より抜粋
        ・ISO100として
          食分 0%    F5.6 1/4000
          食分 40%   F5.6 1/2000
          食分 80%   F5.6  1/500
          ※ 曇りの日は使用出来ません← これは痛い。

    ○ 太陽の淵辺りにピントをAFで合わせ、液晶の写り具合(太陽の明るさ)を見てシャッタースピードを
       変えながら数枚づつ撮影しました。