■ 親不知・子不知     新潟県
↑北陸自動車道・親不知IC近くから、子不知方面を見る
  
●新潟から日本海側を南下するこのコースは、北陸自動車とほぼ同じです。何かにつけてこの道路を通過していますが「ゆかりの地」を
ひとつひとつ探訪するチャンスがないことから車窓からの風景を使って、親不知・子不知をまとめました。
↑ 鉢崎あたりの光景         ・米山 Map        ↑ 名立あたりの光景
 弥彦から寺泊−山田と通り出雲崎で宿泊し、新暦8月19日に鉢崎(はつざき)まで進み、鉢崎で宿泊した。
  
 翌、20日今町(現・直江津、上越市)に到着し、古川市左衛門の家に宿泊(2泊)。
その翌日は、高田の医師春庵宅に呼ばれ高田に宿泊。
毎日雨が降り続けここに足止めを喰らったようで、2日更に宿泊し、新暦8月25日名立(なだち)に向けて出発した。
実際には更に足を伸ばし、能生(のう)の玉屋に宿泊した。    Map
 翌26日、途中糸魚川で休憩を取り、いよいよ断崖絶壁の下の海辺『子不知(こしらず)、親不知(おやしらず)』の難所
を通ることになる。
 ↑糸魚川の付近の景観   
  北陸自動車道からみる『親不知』
◆ JR親不知駅 近辺
 2011.6.19、JRを利用してJR親不知駅・市振駅を訪問してみました。
現在はJR信越本線、北陸自動車道、国道8号線が走っていて便利ですが明治の初めに岸壁を削って道が出来る前
旅人は岸壁が続く海岸の波打ち際を命がけで歩いたとのことです。
 JR親不知駅は無人駅で、特急も停車しません。写真右上は通過する特急「はくたか」。
 JR親不知駅の駅舎西側にはトイレが、入口近くには自動販売機がありますが駅前には商店はありません。
食事を取るとなると、徒歩20分ほどの道の駅・親不知ピアパークを利用することになります。
駅を出て左側(東へ、糸魚川、直江津方面)に進むと国道8号線及び海岸に出られます。
 国道8号線からの子不知方面  右手の北陸自動車道は子不知トンネルの入口近辺
 親不知駅と郵便局の間に、水上勉の碑がありました。
奥の細道には関係ありませんが、こよなく親不知の地を愛したという水上勉の「越後つついし親不知」の文学碑を
紹介しておきます。 碑文の拡大写真は ここ をクリック。