■ 酒田 その2(酒田港界隈)
   
 このページでは、奥の細道の宿泊地近くの『名所』、本間家旧本邸、酒田を代表する景観・山居倉庫、酒田港を
一望する日和山公園とその周辺をご紹介します。
■ 山居倉庫
酒田観光の目玉はなんと言っても山居倉庫。1893(明治26)年に酒田米穀取引所の付属倉庫として建造。土蔵造り
12棟からなる。上の写真の一番奥の建物1号棟が『庄内米歴史資料館』に、写真には写っていない手前の11-12号
棟が『SAKATA夢の倶楽(くら)』として観光物産館となっているがその他の棟は現在も低温倉庫として活用されている。
新井田川に面した表側。背後のケヤキ並木は風除けと
夏の日除けの役目を果たしています。
屋根は二重の構造となっており、湿気対策になっています。
  
復元された山居橋。この下を写真下の小鵜飼船が
往き来した。
山居倉庫の荷揚げの為の船着場。
  
船着場に展示されている小鵜飼船。 こちらは、北前船の二分の一の復元船。日和山公園
の池に展示されています。
日和山公園に連なる日枝神社の東側の鳥居参道の一角
にある「光丘文庫」。本間家三代目光丘の図書資料館。
 
『本間様には及びもないが せめてなりたや殿様に』と
言われた本間家旧本邸。薬医門と白壁。
武家屋敷の風格が有ります。
本間家旧本邸は1768年、本間家三代光丘が藩主酒井家のため幕府の巡検使の宿舎として建造。旗本2,000石格の
書院造り武家屋敷で、奥が商家作りになっており二つの形式が一体になっているのは全国的にも例が無いそうです。
その後、長い間本間家の本邸として使われました。右の写真は、道路向かい側にある資料館・物産館「お店」。
 日和山公園の一角に移築された酒田市指定文化財
旧白崎医院。大正期の木造洋風建築。
 日和山公園に連なる日枝神社の東側の鳥居前は
舞妓通の石畳の道になっています。
    
 右上の写真は江戸時代から酒田を代表した料亭「相馬屋」を平成12年に改装し「相馬樓(そうまろう)」として開業
した舞妓茶屋。酒田舞妓の踊りと食事を楽しめる。
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