柳津(やないづ)  登米市津山町
 柳津地区(現・登米市市。旧・津山町。登米の近く)に入ってからのものですが、北上川の景観。 立ち木などの間
から北上川を見ると芭蕉が見た『寂しい長い沼』の雰囲気も有ります。
右手の山には柳津虚空蔵尊が有ります。奈良時代726年に行基菩薩一刀三礼の作の虚空蔵尊を奉る。奥州屈指
の霊山・霊場の祈願寺として数多くの人々の信仰を集め霊験あらたかと信仰されています。Map
 直接、奥の細道とは関係無さそう(参道の前は通ったでしょう)ですが「芭蕉ゆかりの地」の標識が有ります。
 程なく、柳津大橋の手前に着きますがここに『おくの細道の碑』が有ります。  Map
石碑
 解説板に拠ると芭蕉一行(芭蕉・曾良・石巻の地元の人)は、少し山際に入った明耕院の黒門の前を通って上記碑
の辺りに出たと記載されていましたので、こちらを訪問しました。 当時の道は、谷間を迂回したりしていたのかも知れ
ません。
 百日紅が綺麗だったので一枚。
ここから一ノ関街道を更に北上すると、程なく戸伊間(登米市登米)に到着します。