■ 瑞巌寺   ( 日本三景松島 2 五大堂と瑞巌寺 )
 瑞巖寺にお参りする。この寺の32代の昔、真壁の平四郎という人が出家して、唐に渡って帰国してから後に、この寺を
開山したのだ。その後に、雲居禅師の徳による教えによって、七堂の甍(いらか)が改められ、金箔の壁や装飾が光り輝
いて、極楽浄土を成し遂げたような大寺院となったのだ。あの見仏聖人のお寺は何処にあろうかと心が惹かれることだ。
 観光船乗り場付近の案内標と五大堂。その名前は5つの大明王を祀ることに由来する。 ここに行く為には透かし橋を渡ります。
足元をしっかり見つめ、余計なことを考えずにお参りしなさいと言う意味が有ります。
五大堂 瑞巌寺の山門
 参道に入ると急に車の往来等の雑音が消えてしまいます。 左右には、昔僧が修行した石窟が有ります。
中門を入ると本堂です。1609年、伊達政宗の手により、再建。熊野から材料を取り寄せ、京都・根来の大工衆が技を競った入母屋造の本堂(方丈)
芭蕉が「金壁荘厳光を輝かし」と言った障壁画(修復・復元)が見事である。  828年開かれ、その後繁栄・衰退を経て政宗による再建後、1636年、
名僧雲居禅師の努力により名実とも奥州に冠する寺となり、周囲に30以上の寺街が形成された。
左は、国宝の廊下。同じく、右の写真は、国宝の庫裡。巨大さと、白壁と木組みのコントラストの美しさが他の追随を許さない。