ひまわりの丘/三本木町 H15
【 H16年へ 】
 台風一過の晴天で見頃を迎えた宮城県三本木町のひまわりの丘は、6hの敷地に42万本のひまわりが咲き誇っていました。仙台から約30km北のこの丘は、春は菜の花、夏はひまわりで観光客の目を楽しませてくれます。暫く太陽が拝めなかったこの年 ( H15 .8.10 撮影)、家族連れやツアーの方々で賑わっていました。やはり、ひまわりは青空が似合います。
 
 ひまわりには、また別のイメージがあります。若くして亡くなった明るい夏目雅子のイメージと、その夏目雅子が若いとき3日間も映画館に通ったと言う映画『ひまわり』です。   ロシヤ戦線に愛する夫を送り出した新妻が、終戦後も戻らぬ夫を探してソ連へ出かける。案内されるのは、兵士が眠るひまわりの咲く丘。絶対生きていると信ずる妻は、やっとの思いで夫の所在を突き止める。彼は、雪の広野で倒れていたところを村の娘に助けられ、新しい生活を始め子供ももうけていた。そして、何も知らない夫が、仕事を終えてソ連の娘が待つ駅に降り立つ。列車から降りた彼を見た妻(ソフィアローレン)は、声をかけることも無く動き出したその列車に飛び乗り、彼との愛の終わりを決意し号泣する…。