■ 高遠の桜 2009.4.12 その1
  
 長野県伊那市の高遠公園の桜。
種類は天然記念物のコヒカンザクラで天下一の桜と言
われる。
ソメイヨシノと比べると花びらが小さくピンクの色が濃い。

 桜を見にわざわざ遠出するには、何かしら理由が必要
で、例えば、伊豆半島河津桜なら早咲きでピンクが濃い
珍しい花を見たいと思うし、種類は平凡でも古都・京都
のような場合はロケーションが影響する。

 ここ高遠の桜は、種類と、山城の高低差のある場所に
咲くので桜の花を上から見ることが出来る・立体的に見
ることが出来ると言う理由でいつか見てみたいと思って
いた場所でした。
 ツアー申し込み後は、開花予想の動きに一喜一憂し、
又近くなってからは天気予報にドキドキでした。
開花予想は、途中で「4月2日」と早まりガッカリさせられましたが、寒の戻りで4月6日と前の予想に戻り実際の「満開」も
仙台と同じ4月10となりました。その後一週間ほど見頃が続くとのことで訪問日はベストな状態です。
  上二枚の写真は、案内図の「勘助郭」跡の大型バス用の駐車場。駐車場周りの桜だけでも客を呼び込めそう。
  
同じ旅行会社の前日出発のコースでは、昨日「ここに到着するのに長野から4時間もかかり当日中に仙台に帰れるか
心配している」との情報が添乗員に入りました。そこで、渋滞した伊那ICを避けて諏訪ICから国道152号線で峠越えで
入りました。写真でおわかりの通りがらがらの状態の駐車場に10時半に到着し、予定通り2時間の観桜が出来ました。
 案内板の真ん中下・駐車場の右側「西ゲート」から中に入ります。ゲートの左手上は本丸跡です。
 満開となり若干赤みが薄くなったのではないかと思われますが、ソメイヨシノの白さとは違うピンク色が残っています。
近くにコブシが咲いていましたので対比のため撮影しました。ピンクが目立つと思います。
 眼下に桜を見下ろすのも良いものです。
 撮影時は人物を余り入れないようにしていますが、実際はかなりの人出です。